【人はなぜ学ばなければならないのか】
今日読んだ本は、
【人はなぜ学ばなければならないのか】
こちらの本をレゾリました。
昨日に引き続き、明治大学 斎藤 孝教授が書いた、学びについての本です。
今までの学びに対する考え方が変わるかもしれない1冊です。
目的設定は、
学び続けることで人生のおいてどのような変化をもたらしてくれるのか?
三幕のトリガーワードからまとめると、
- 話し合うこと自体が学び
- 学ぶことで人格が変わる
- 他者と分かち合う
本を読んだのはいつですか?
「今日」だという人もいれば、もういつ読んだのか記憶にない人もいるはずです。
著者は、「現代人は生きる呼吸が浅くなっている」と言っています。
どういうことかといいますと、すぐに見返りを得られる勉強しかしなくなっていると言っています。見返りを早く求める学びは、人間を小さくしてしまうということです。
学ぶ=呼吸 とも言えます。私は先月、瞑想会に参加しました。そこでは瞑想において基本となる、「呼吸」について学んできました。個人的な感想ですが、ゆっくり深く呼吸することで心が穏やかになり、集中力が格段にアップしました。呼吸というのは本当に大切なんだと気づかされました。
常に学び続けている人は、人生が好転していきます。人生の好転は、学ぶことをやめた人には訪れません。普段使う語彙は、読書量によって推察され、人の学びは何気ない会話の中に自然と出てくるので、ごまかしは効かないのです。
学ぶことの大きな意味の一つに、新しい世界が開かれるということです。
新たな学問、本に触れることは、新しい世界の扉が開かれるということです。
最近対話していますか?
相手から学ぼうと思ったら、質問力を上げる必要があります。
質問力が上がることで学びの質も上がります。
そして人と対話すること自体が学びになっていくのです。
「学ぶ」ということは「変わる」ということです。
アメリカの哲学者・心理学者である、ウィリアム・ジェームズが、
- 心が変われば行動が変わる
- 行動が変われば習慣が変わる
- 習慣が変われば人格が変わる
- 人格が変われば運命が変わる
この言葉、聞いたことがある人は多いかと思います。有名ですからね。
殆どの人は聞いたり、読んで終わりです。
運命を変えたいと願っている人は多いですが、それを実現するにはこの順序を辿らないと変わることが出来ないのです。
自分の気づきを他者と分かち合うことが学びの基本であるということです。
対話(ダイアローグ)は大事ですね。
今日も全てのことに感謝です!