【リッツ・カールトン 一瞬で心が通う「言葉がけ」の習慣】
今日読んだ本は、
【リッツ・カールトン
一瞬で心が通う「言葉がけ」の習慣】
こちらをレゾリました。
高野さんが書かれている本は、人とのお付き合いに於いて必要なことを教えてくれます。
目的設定は、
感性の刃を磨き続ける為に必要な思考、
行動とは何だろうか?
三幕のトリガーワードからまとめると、
- 自分の理想像に近づく王道は挨拶の徹底
- 会話の比率は80対20
- 心からたのしんでいただく為の場づくり
- 関心を持つことで「観察力」「洞察力」「表現力」が身につく
- 信頼は相手の状況を「知ろう」とすること
- 何気ないことにも感謝する感性
あまり「心がけ」を意識したことはありませんでした。
今回、この本を読んでプロとしての意識の甘さを認識することができました。
声かけのタイミング、状況も悪かったということにも気付かされました。
自分の理想像をデザインすることは大切だと著者は言っています。
相手からこういう風に思われたい、というように考えている人は多いと思います。
その為に必要なことは、
挨拶の徹底だと言っています。
どういう挨拶をするかで、印象は全く違ってきます。
一度、自分はどのような挨拶をしているのか?
気にかけてみるといいと思います。
「思い」は見えないけれど、「思いやり」は誰にでも見える
これは、公共広告機構のCMで流れていた言葉です。
確かにそうかも、と思いました。
電車で席を譲る、何か手を貸そうとした経験は誰にでもあるかと思います。
しかし、場面によっては逆に文句言われたりしたこともあり、ためらうこともあるかと思います。
「おせっかい」と「おもてなし」の間には、相手がそれを望んでいるのか?
という境界線が存在するのです。
なので「よろしければお手伝いしましょうか?」
のような一言をかけてから相手の反応を見るといいそうです。
私も常に考えていること、
参加者に心から楽しんでいただくための場作り
「ひと手間かけたひと言」、心遣いを意識していく必要に気付かされました。
自分のファンを増やすためには、まず相手に関心を持つことが大切です。
そうしないと、「観察力」「洞察力」「表現力」は身につく事はないと著者は言っています。人は、どうでもいい相手には、自分のエネルギーは使わないからです。確かにどうでもいい人には興味は示しませんね。
「すみません」この言葉を良く使っていないでしょうか?
この言葉は、本来謝罪の言葉です。
相手に感謝の言葉を伝えるなら、すみませんではなく、
「ありがとう」です。
皆さんは何かをしてあげた時、どちらの言葉を言ってほしいですか?
そう考えれば、発する言葉も変わってくるのではないでしょうか?
相手に対する心遣いをプロから学ばせていただいた一冊となりました。