【フランス人は10着しか服を持たない】
今日読んだ本は、
【フランス人は10着しか服を持たない】
こちらの本をレゾリました。
今年の上半期ベストセラーになった本ですので、よくご存じの方もいらっしゃるかと思います。
目的設定は、
本当の意味での「質の高い暮らし」とは
どういうものなのか?
三幕のトリーガーワードからまとめると、
- 間食が食事をいい加減にする
- 食事の時間を大切にする
- 自分らしさを表現してくれる服に囲まれる
- 規律のある暮らし
- 持っている物に満足する
- 教養を身につける
女性向けの内容ですが、男性が読んでも非常に勉強になる一冊となっています。
本当の意味での「シック」を学ぶことが出来ます。
ベストセラーになるには、それなりの理由があるということですね。
フランス人にとって食事の時間というのはとても大切なことで、「儀式」のように楽しんでいます。そして家族でゆっくり会話をしながら時間をかけて本物の食べ物のみ、食しているということです。そうすることで少量で満腹感を得ることができます。
日本人のように短時間で食べるなんて、論外な話ですね。
習慣が違うと言ってしまえばそれまでですが・・・・
ふと思ったのは、フランス人で太った人を見たことがあっただろうか?
フランス人はとにかく動く。この本の中に登場する一家も常に歩いている。車、エレベーターといったものはほぼ使わない。そういう生活がフランス人のスリムな体型の理由の一つでもありそうです。なのでジムに通う必要がない。ジム通いが続かない方は、日頃無意識で使っているエレベーター、エスカレーター、車、等を歩く、自転車に変えるだけでも効果がありそうですね。お金も節約できますし。
フランス人は、
自分らしさを表現してくれる服しか持たないし着ません。
10着のワードローブに絞ることで、TPOにふさわしい服装が出来るようになると、著者はいっています。
みなさんのタンスの中に服は何着ありますか?
100着を超えるような人は、毎日何を着て行くか迷いませんか?迷う時間が無駄だということですね。
10着に絞ることで迷うことなく服を選べるようになり、自分が本当に好きな服に囲まれて生活することで無駄な買い物をしなくなります。
皆さんの家は整理整頓されてますか?著者が滞在していた一家は、規律ある暮らしを送っていたといっています。物は使ったら決められた場所に戻す。まずは規律を作ってそれを習慣化させることが大切です。
無駄なものは買わない、置かない。が基本です。広い部屋でも物を置けば狭くなります。質のいいものに囲まれて生活をすれば、日々の生活が一変してきます。物質主義に踊らされないことが大切です。
素敵に暮らすということは、収入の範囲内で暮らし、モノに溢れた社会の誘惑を避けることです。
「幸せとは欲しい物を手に入れることではなく、持っているもので満足すること」
ということわざがあります。買い物をする前に、本当に必要なものなのか?冷静に考えることが必要になってきます。特にストレス発散で衝動買いしている人は、もっと他の方法でストレス発散する方法を考えた方が、先の人生にとってプラスになるはずです。
フランスでは、知性のある方は高く評価されます。
ただ顔が綺麗だけでは通用しないのです。知性のある人は、ずっと魅力的だということです。
本を読むということは、フランスでも重要なことの一つです。
著者も、週に1~2冊は本を読んでいるそうです。
映画、アート、本、旅行、等は、学びが多く、自身を成長させてくれます。
TVを観る時間を減らして、こういうものに時間を使ってみてはいかがでしょうか?
フランス語でいう「シック」とは、人、物、外見だけでなく、ライフスタイルや生き方、暮らし方、心の持ち方までも表現する言葉であるということを知りました。
今日も全ての事に感謝です。