【松下幸之助の哲学】
今日読んだ本は、
【松下幸之助の哲学】
こちらの本をレゾリました。
経営の神様で知られる、松下幸之助さんの哲学を記した
本です。
宇宙規模で捉えた表現にもなっています。
目的設定は、
21世紀を生きている人々に伝えたい
メッセージとは?
三幕のトリガーワードからまとめると
- 宇宙の秩序に素直に順応する
- 人間の本能は大自然から与えられた基本的な力
- 成功とは天分をそのまま生かすこと
- 繁栄とは心身も豊かな姿
- 人生とは、生産と消費による営み
- 計上的な収入をもたらす力が本当の富
日本人で松下幸之助さんを知らない方はまずいないでしょう。
松下電器を一代で世界有数の企業にまで発展させた方ですから。
まだ生きていらしたら、今の会社をみて何というでしょうか?
宇宙の秩序には素直に順応する。
逆らったことをすれば、その行いは自分に降りかかってくるということですね。
宇宙ではなく、神様と表現してもいいかもしれませんね。そのほうがわかりやすい感じがします。
宇宙の秩序に従う=心理に従う
という風に表現されています。
人間の本能とは、大自然から与えられた基本的な力であるといっています。
太古の昔から人間が持っている力です。生きて行くために必要不可欠な衣食住はまさにそうですね。そして人間には、本能と理性があります。
本能とは、エンジンであり、理性は舵であると、著者はいっています。
どちらも生きて行くには必要なものであり、船でもエンジンと舵は必要不可欠なものです。
成功とは、自分に与えられた天分をそのまま完全に生かしきること
というように本の中で言っています。
人それぞれ生まれながらにして持つ才能というものがあります。
よく成功法則の本にも書かれていますが、人はそれぞれ異なった使命が与えられ、異なった才能が備わっている。それを使うことで使命をまっとうできると言っています。
殆どの方々が、お金の為に嫌な仕事を毎日こなしているのが現状です。しかし、自分の使命と才能を使った仕事をすることで、自分の為、そして世の中の為に貢献することが出来るということです。
そして繁栄とは、心身も豊かな姿の事であるようです。なので一人だけの繁栄などはあり得ないことだといっています。自分の会社の利益の事だけ考えてるのではなく、従業員、地域、世界のことまで考えておられた方なんですね。
人生とは、生産と消費による営みであり、経常的な収入をもたらすことのできる力そのものが本当の富であるということです。
哲学と言うと難しいイメージがありますが、著者は自然の赴くままに逆らうことなく、日々努力して行く姿勢を貫いてこられた方だったような感じがしています。
今日も全ての事に感謝です!