【略奪大国】
今日読んだ本は、
【略奪大国】
こちらの本をレゾリました。
4年前にジェームス・スキナーさんが書かれた本ですが、
日本政府についてわかりやすく書かれています。
よく出版出来たものだと、読む度に思います。
目的設定は、
今後の日本創生にとって必要な思考、行動とは?
三幕のトリガーーワードからまとめると、
- 政府の資金源は3つ
- GDPが増えても政府の浪費で国民は豊かにならない
- 政府がお金を借りることはおかしい
- 現実を直視する
- 三つの原則を守る
政府がやっていることをホントに知らないし、黙認してるんだなと、改めて思わせてくれる一冊となっています。
皆さんは、お金を貸したり借りたりしたときには、利息、利子を受け取ったり、払ったりしているはずです。これらは、お金を借りる賃貸料ということになります。利息というのは、資金運用益の分配金であるということです。
一定の価値を維持する通貨を発行し、インフレ、デフレも起こらないようにすることは、政府と中央銀行の経済における役目であるということです。これを無視しているように思えます。
政府はお金を持っていません。なぜなら創造していない価値を消費することは出来ないのです。政府は価値、サービスを提供していません。政府は実体経済から盗んでいるのです。それは国民から奪うことで成り立っているのです。
政府の資金源は三つだということです。
- 税金
直接国民から奪います。日本には50種類以上の税金が
あります。 - 国債
国民の貯金から盗むお金です。直接痛みを感じないからこそ一番大きな略奪です。 - インフレ
お金を刷ることで、お金の価値を下げることになります。
インフレ=総金融資産税
政府がお金を使うということは、国民が消費できる価値を減らす行為であるということです。
政府は、国債を発行してお金を借りても運用しません。利益がありません。利息は何処に支払うのでしょうか?支払う根拠が何処にもないのです。これっておかしくないですか?
赤字国債の発行は、金融詐欺です。一般人がやれば即逮捕ですが、政府がやっても違法になりません。
日本の国債費用は税金では払っていません。
国債を発行して支払っています。
投資家から集めた資金で支払いの全てをやっているということです。ネズミ講そのものです。
資本主義の原則を守る必要があります。
- 国が通貨の価値を一定に保つ
- 赤字国債を発行してはならない
- 銀行などの金融会社は本業に徹すること
政府の出費は、税収の範囲内に収めること
当たり前の事ですが、これが出来ていないのです。
企業では当たり前の事ですが、政府は当たり前の事が出来ないから、巨額の赤字を抱える結果となっていることを知ることは大切なことです。
今日も全ての事に感謝です!