【コーヒー1杯からわかる経済】
今日読んだ本は、
【コーヒー1杯からわかる経済】
こちらの本をレゾリました。
生活して行く中で、切っても切れない関係にあるのが経済です。経済用語は難しく捉われがちですが、難しいものではありません。
目的設定は、
経済の仕組みを知る上で欠かせないこととは?
三幕のトリガーワードからまとめると、
- GDP(国内総生産)は国内で生み出された価値の合計
- FTA(自由貿易協定)WTOの補完する
- WTO(世界貿易機関)自由貿易を促進する目的で創設された国際機関
- 量的緩和 銀行に資金をバラまき、企業、個人にお金を使って貰う
- 管理会計により、企業内部の行政を可視化
経済では、これらの言葉はよく使われています。一つ一つ解きほぐすことで、いろんなものが見えてきます。日常生活に直結しているものばかりです。
GDP(国内総生産)は、国内で生み出された価値の合計と言われています。
ちなみに2015年4~6月期の国内総生産(GDP)速報値では、前期比0.4%減、年率換算では1.6%減でした。
景気がいいか、悪いかを計る指標の一つが「経済成長率」
これは、GDPが前年度と比べてどの程度増減しているのかを示す数字です。
ちなみに2015年4~6月期は、実質-0.3%、名目0.1%という結果となっています。
貨幣の価値が下がることを(インフレ)と言っています。
貨幣の価値が上がることを(デフレ)と言っています。
デフレになると、貨幣の価値が上がり、モノの価値が下がるので、消費行動が鈍くなり、物を買わなくなります。そうなると、企業は利益が出なくなり、倒産、モノを買わなくなるという負のスパイラルに陥るのがデフレの恐ろしいところです。こうなると、抜けだすことが大変です。
さらに通貨の信用が失墜して物価が大幅に跳ね上がることを、「ハイパーインフレ」と言っています。日本でも過去に起こっています。将来起こるのではないかと懸念されています。
年に1~2%程度の緩やかなインフレが望ましいとされています。
世界の貿易に於いてもルールがあります。
その一つが、WTO(世界貿易機関)と言われています。自由貿易を促進する目的で創設された国際機関です。自由貿易を促進する役割を持っています。
そしてWTOを補完する役割をしているのが「FTA」自由貿易協定です。話題になっているものですよね。日本は、これに於いてかなり遅れを取っている国です。これの締結をめぐり、各国で話し合われています。日本はとにかく関税が高い国なので、これを下げたいのが、他国の思惑でもありますが、これを下げると国産品が売れなくなるので、このあたりの線引きが難しいところです。特に農産品、医療、自動車は、まともに影響を受ける部類なので、解決には時間がかかりそうです。
「量的緩和」政策で銀行にお金をバラマキ、企業、個人がお金を借りやすくするように促すことです。これにより融資金利が低くなるので、企業はお金を借りやすく、住宅ローン金利も低くなるので、住宅を購入する人の後押しをします。
株式投資をされる方が増えてきましたが、なにも知識がないまま、いきなり始めるのは、パラシュートを付けずにスカイダイビングするようなものです。まずはしっかりとメリット、デメリット、リスク、を始めてする、投資全般について学んでからでも遅くはありません。一番のリスクは、「知らないこと」です。
この本は、経済の事を知らない方向けに書かれた感じの本ですね。実際の経済を身近なものに例えて解説されてますので、比較的ハードルは低いと思います。