【危機を克服する教養】
今日読んだ本は、
【危機を克服する教養】
こちらの本をレゾリました。
歴史、哲学の目線から、現代の政治、経済について語られています。
目的設定は、
なぜ思想が未だに現代を動かしていると言えるのだろうか?
三幕のトリガーワードからまとめると、
- 宗教の本質は直観と感情
- 古典は2つ持つ
- 利他的構造は人々に伝染する
歴史、哲学書を読んだことありますか?
学生の時に読んだり、読まされた経験はあるかもしれませんね。
この類の本は、どうしてこうも内容が難しいのでしょうか?
昔から疑問に思っていました。専門用語のオンパレードです。
大学生向けにこの講義をすれば、どれだけの学生が理解しているのか?
宗教の本質は直観と感情
シュライエルマッハーの「宗教論」という本の中で、
「宗教の本質は直観と感情である」と言っています。
神様はどこにいるのか?どこにいるのでしょうか?
直観と感情で捉えると、神様は心の中にいるということです。
心を表す場所を示すことは出来ませんが、「心」にあるといいますね。
日本人は特に信仰心が強い人種なので、神様は心にいるというのは理解されやすいのではないでしょうか?
古典は2つ持つ
なぜ一つではダメなのか?昨日読んだ本「だから、新書をよみなさい」にも共通したことが書かれていました。
一つの古典だけを読んでしまうと、一つの切り口からしか見えないので、立体的に見えなくなってしまうのです。古典は思考の鋳型を掴むためには非常に便利です。
「歴史主義とその諸問題」は古典から学ぶというのがいいようです。
利他的構造は人々に伝染する
宗教はまさにこれです。100年以上の歴史を持つ宗教というのは必ず利他的な構造が存在します。その利他的な構造が人を感化して、人々に感染して現在においても信仰されています。世界の三大宗教(仏教、キリスト教、イスラム教)を見れば納得できるかと思います。
もう少し勉強しなおしてからこの本に再度トライしてみます。
今日も全てのことに感謝です!