【未来を発明するためにいまできること】
今日読んだ本は、
【未来を発明するためにいまできること】
こちらをレゾリました。
スタンフォード大学のティナ・シーリグ教授が書かれた本です。
クリエイティビティ(創造力)について書かれています。
目的設定は、
クリエイティビティを引き出すために
必要なこととは?
三幕のトリガーワードからまとめると、
- 何かを別のものに喩えてみる
- 判断を保留し、アイデアを出し続ける
- 空間の壁の色、背景音を見落とさない
- 空間は人生を演じる舞台
- 失敗は、もっと賢くやり直せるチャンス
- 大小問わずアイデアこそがイノベーションの出発点
過去に何度か読んでみた本ですが、毎回ヒントを与えてくれる名著です。
旅先で出会う人達と話すことも重要なポイントのようです。空港などは、様々なスキル、趣味を持つ人たちが集まる場所なので、ここでいろんな人達と話しかけ、コネを作ることで面白い発見があったりします。自分の専門分野以外の人々と交流することが、自分のビジネスの創造性を左右することが大いにあるということです。
これからは、(Know Who)の時代です。
ブレインストーミングでは、とにかく判断は保留し、アイデアを出し続けることが鍵となります。どうしてもアイデアを否定すると、それ以降はアイデアが出なくなることは多いですので、とにかく出しつくしてから判断しても遅くはないです。
そして、質問の仕方をほんの少し変えるだけで、答えの幅がぐんと広がり、創造力が働き面白くなります。
働いたり、勉強したりする環境デザインは重要です。壁の色、天井の高さ、照明の明るさ、BGMの音量、室内の匂い等、これらの要素ひとつ一つが、行動、感じ方において影響してきます。空間は、人生を演じる舞台です。クリエイティブな人間でありたければ、創造力を開放できる空間をつくる必要があるということです。
特に前例のないことに挑戦するという創造的なプロセスには、失敗がつきものだと著者は言っています。ヘンリー・フォードも、「失敗は、もっと賢くやり直せるチャンスに過ぎない。」と言っているように、イノベーションは、試してみると言う個人の姿勢と、そうしやすい環境が重要だと言われています。
知識とは想像の燃料であり、
創造力は知識をアイデアに変える触媒であるそうです。
取り組む姿勢は、イノベーションを起こす起爆剤
となります。
クリエイティビティは、尽きることのない能力であり、課題に立ち向かい、チャンスをつかもうとする意欲、姿勢があってこそ生かされます。そして大小問わずアイデアこそがイノベーションの出発点であるのです。