【バフェットの大不況を乗り越える知恵】
今日読んだ本は、
【バフェットの大不況を乗り越える知恵】
こちらの本をレゾリました。
目的設定は、
経営者、投資家として成功するために
必要な知恵と行動とは?
三幕のトリガーワードからまとめると、
- ブランド力が高いと改良の必要がなく、研究開発に巨額の資金を投入できる
- 永続的競争優位性を持つ企業を選ぶ
- 偉大な経営者=偉大な投資家
- その道のプロから注意深く教訓を学ぶ
- 友達付き合いの目標を高く置く
- 自分自身が最良の資産である
経営者として、投資家として大成功を収めている、
ウォーレン・バフェットの経営的視点と、投資家的視点で見る
企業分析を学ぶことが出来ました。
コカコーラは、何十億ドルもかけて商品改良・設備更新しなくても有利に進めることが出来る為、内部留保しやすい環境にあります。
ところが、GMなどの自動車メーカーは、毎年モデルチェンジをして何十億もかけてデザイン・生産設備を更新して行かなければならず、内部留保できにくい状況にあると言っています。いかに会社に資金を残せるのか?ということも見て行かないといけないですね。
投資対象企業の選定の一つには、永続的競争優位性が高い企業を選ぶことが重要であると言われています。いかにブランド力が高く、コストを低く抑え、内部留保出来て、一貫して高い粗利益率を保っていることをチェックする必要があります。
そして敬遠しなければいけない企業とは、債務総額が、年間純利益の5倍を超えている企業ということです。こういう会社、結構ありそうですね。
「小事に対して規律正しく望めないものは、往々にして大事に対しても規律正しく望めない」と言っています。常日頃の行動が全てを決めるということですね。
偉大な経営者=偉大な投資家はイコールであるということです。この両方の視点がないと、永続的に会社を存続していくことは難しくなります。投資で成功できれば、ビジネスを起こしても成功する、と聞いた事がありますがそういうことですね。
初対面の人に対しては、友好的な態度で臨む、ことも大切だと言われています。
当たり前と思うかもしれませんが、当たり前のことを出来ていないのが普通の人達です。こういう方々の当たり前と、一般の人達の当たり前とは、レベルが違うということも知っておいて損はないでしょう。
その道のプロから注意深く教訓を学ぶことは、とても大切なことです。これが出来なければ、成功はあり得ないからです。
成功者は皆、謙虚です。
「友達を見ればその人がわかる」、と言われています。
友達が、その人を映し出す鏡のような役割をしているのかもしれないです。
だから次のステージに上がった時にすぐに変わるのが、
友達なんですね。
本当に成功したければ、友達付き合いの目標を高くすることが大事です。低くすれば、どこまでも転がり落ちて行きます。
自分自身が最良の資産であり、自分というビジネスを活性化
させる2大要素とは、
「教育と経験」だと仰ってます。
日々学び続け、行動しなければ資産価値はないということです。付加価値がつかないので、仮に今は成功していても永続的な成功はないでしょう。
お金持ちになりたければ、
- 支出を収入以下に抑え、余剰資金を将来の為に
投資すること
- 可能な限り借金をせず、可能な限り貯蓄・投資する
- 対処できない債務は負わない
- 債務は、対処出来る範囲内にとどめること
これらを実行出来れば、お金持ちになるための最低限の
ベースが出来ます。