【質問力】
今日読んだ本は、
【質問力】
こちらをレゾリました。
興味のあるタイトルでしたので、読んでみることにしました。
目的設定は、
激動の時代を生き抜くための質問力とは
どういうものなのか?
三幕のトリガーワードからまとめると、
- 自ら考える
- 学ぶ質問、考える質問
- 問いかけを変える
- 目的、目標、手段を混同しない
- 意思決定を他者に任せない
- 適切な課題設定、目的設定を自ら「考える」
「これから何をすべきなのか?」という質問設定をして、
自ら「考える」ということは大事だということです。
学ぶ質問:他者の経験、体験、本などのメディアから得られる知識。
考える質問:過去に起こった事態、これから起こり得る事態にどう対処していくのかを論理的に見出す。
日本人は、「学ぶ」ことは得意ですが、先頭に立った時、
自ら考えるということに於いては上手とは言えません。
暗算思考:頭の中で論理的に繰り広げられているイメージ。
暗算思考では、プロセスが見えない為、状況の変化に対応できなくなります。
思考のプロセスをオープンにすることで、変化に対応しやすく、重要な効果として、問題解決、意思決定のスピードと精度を高めることが出来ます。複数の選択肢を示すことで、無駄なプロセスがなくなる為、スピーディに結論が的確になる確率が高まります。
単数形の思考=二者択一になります。この中には、暗算思考が隠れています。考えることが面倒くさい時の言い訳としても捉える事が出来ます。このやり方では、本質的な答えを導くことは出来ません。
問いと答えが一対一になりづらくなる「考える質問」で聞くことで、聞く側も複数の回答を用意できます。最初に考える質問で問題点を全て出し尽くしてから、単数形の思考で答えを絞り込む方法で解決策が明確になってきます。
「質問を変える」ことは重要です。スタンフォード大学のティナ・シーリグ教授も同じことを言っています。
質問とは全てフレームであり、答えはその枠の中に収まる。
問いの立て方を変えることによって、答えの幅ががらりと
変わってくる。
いかに問いの立て方が重要なのか?を説いています。
読書会に参加されてる方は、よく知ってる言葉ですね。
目的:実現しようとして目指す事柄
目標:行動するにあたって実現・達成を目指す水準
手段:目的を成し遂げるためにとる方法
これらを混同してはいけないということです。本来の目的から外れた場合は修正することが大事です。
意思決定は他者に任せていけない、本当の意味での意思決定が出来なくなるからです。
ここで重要なのは、
適切な課題設定と目的設定、
そして自ら「考える」ことです。