【なぜリーダーは「失敗」を認められないのか】
今日読んだ本は、
【なぜリーダーは「失敗」を
認められないのか】
こちらをレゾリました。
失敗という表現は好きではないが、考え方について学ぼうと
思います。
目的設定は、
どうすれば否認を避けることが出来るのか?
三幕のトリガーワードをまとめると、
- 否認に立ち向かうのは今、今日この日
- 無視・否定・理屈をねじ曲げても現実は変わらない
- 権力は人を狂わせる
- 最高意思決定者が、聞く耳を持つこと
- 長期的視野に立つ
- 相手をバカにするのは、否認の兆候である
- 真実を語る
- 失敗は、常識にとらわれることから始まる
この8つの教訓に気づき、実行することで否認することが
少なくなります。人がすることなので絶対ではありません。
人というのは、自己防衛的フィルターを張って、自分にとって
脅威となるものから遠ざける傾向があります。人って自然と
備わってる防御反応の一種なのかもしれませんね。
前提を変えるより拒絶する方が簡単だし、楽ですからね。
企業の業界構造、情勢が古いものから新しいものに変化する時、状況は根本的に変わります。うまくその流れを捕まえなければ衰退していきます。相場の流れと同じです。流れに乗れないと利益を伸ばすことは難しく、逆をいけば損失を被ることになります。
否認とは、変化そのものを否定する行為です。
人は変化することを恐れます。最近は、安定志向の人々が増えているから尚更です。変化を否認していては衰退するだけです。
そして、否認に陥るかどうかは、頭の良し悪しとは無関係であるということです。
モノの考え方であるということです。関係あっても困ります。否認ばかりの人生になってます(笑)やっぱりモノに対する捉え方ですね。
率直に真実を語る重要性と、手の込んだ嘘による弊害は、絶対否定出来ません。そして人は、そういうものを見抜く力を持っていますからね。
否認はあらゆる組織・個人に起こり得るということ、そして決定的瞬間の背後には、長きにわたる社歴・企業文化が存在するということです。創業が長い会社ほど、こういう傾向が強く残っているのかもしれないです。だからこそ、何か問題が起こった時は、早期に事態の収束を図る為に、真実の部分を揉み消そうとする企業もあります。
権力を使って揉み消そうとしたりもするようになるのです。
相手をバカにする行為をし始めると、否認の兆候だといわれています。こういうことを言う人は、そもそも相手の存在自体も認めてないのでしょう。やってはいけないのは当然です。
大きなトラブルになる前に、問題が小さいうちにどれだけ早く気づいて解決出来るか?
フットワークの軽さも重要ですね。