【脳の中の時間旅行】
先週末から東京で読書セミナー開催していたので、
読書はしていませんでしたが今日から再開です。
今日読んだ本は、
【脳の中の時間旅行】
こちらの本をレゾリました。
「時間」という概念について専門的な内容で書かれています。
目的設定は、
時間ワープを経験することで時間の概念が思考・行動にどのような影響を与えるのか?
三幕のトリガーワードからまとめると、
- 変わるのはマインドタイム
- 感情と時間と空間は結びつく
- 時間は伸縮自在
人と言うのは、記憶、感情、ストレスにより、時間の感じ方(マインドタイム)というものが変化しているということです。脳はフル回転している状態であっても、脳内の時間も同時に動き計測する分野があるのではないかといわれています。
まだまだ人間の脳というのは、解明されていないことがたくさんあるようです。
うつ病を経験されたことのある方はいらっしゃるかと思いますが、これにかかると過去と現在だけが存在し、明るい希望がある未来を想像出来なくなります。思い当たることがありませんか?うつ病にかかることで時間感覚が歪んでくるのです。
うつ病とは、時間知覚障害と考えられることもできます。
時間とは、自分が動くか?時間が動くかによって、
時間経過をどのように見ているのか?わかるそうです。
例えば、もうすぐハロウィンですが、
あなたが急いでハロウィンに向かっているのか?
それともハロウィンが近づいてきているのか?
というような違いがあると言うことです。
ビジネスに於いても同じことが言えます。
締め切りが過ぎてしまったのか?
締め切りが私を過ぎてしまったのか?
という考え方の違いも成り立つことになります。
その時の状況によって、時間感覚に影響を及ぼすということです。
感情、時間、空間が結びつく事で、その人の人生を反映しているといえそうです。
皆さんは、ホリデーパラドックス
と言う言葉を聞いた事があるでしょうか?
休暇を過ごしているうちは時間の流れが速く感じ、終わってみれば長い間出掛けていたような感覚になる。
これがホリデーパラドックスです。
人間は一定の記憶を一定の期間にはめ込むことに慣れているので、生活の中で何か違うことがあると、
時間感覚がズレてしまう。この時間のゆがみを大きくさせているものの一つがこのホリデーパラドックスだといわれています。
毎日使える時間というものは伸縮自在
激しい感情が引き起こされている時は引き伸ばされ、感情を引き起こしている時は縮まる。残った部分は習慣が埋めている。
今日も全ての事に感謝です!