【デイトレード】
今日読んだ本は、
【デイトレード】
こちらをレゾリました。
投資をされてる方はよくご存じの本です。
読む度に気付かせてくれる名著です。
目的設定は、
マーケットで勝ち続けるために必要な心構えとは?
三幕のトリガーワードからまとめると、
- 真実を受け入れる
- 確実ではなく、確率を模索する
- ホームランを狙うな
- 希望は疫病神
- 損失は出来る限り少額であること
- 正しく負ける方法を学ぶ
トレーダーが純粋にトレードを愛する時、
損失は何ら障害ではない。
成功しているトレーダーで、トレーディングが嫌いなトレーダーはまずいないと、著者は言っています。嫌いなことをやり続けても、ある程度のレベルまでは上達できても、そこからの成長はないでしょう。事業で成功されてる方も、仕事が好きな人が多いのにも、トレードと共通するところです。
私はトレードをやり始めた頃は確実性ばかりを追い求めていました。しかしこの行為が間違っていることが、先輩トレーダーからの助言と、経験で気付く事が出来ました。確実性を求めると言うことは、失敗と失望と落胆に満ちた未来しかないということです。エントリーするときは、確実性ではなく、より確率の高いポイントに絞ってエントリーしていくことが大切だと言うことです。
大きく儲けたい=ギャンブル
真のプロと言うのは、利益は小さいが確実な利益を取りに行きます。その行為を何千、何万回とひたすら繰り返して利益を積み上げているのです。この言葉の意味を理解出来た人が、
明日、来年、10年後と、マーケットに生き残っている確率を高めることが出来る人です。
トレードでは、大儲けを狙って上手くいくことはありません。
そして大儲けを狙うのは、初心者の証であるということです。大きく狙うのではなく、小さな利益を積み重ねて行く。
1回のトレードで100pips狙うのではなく、10pipsを10回狙う方がはるかに楽で現実的であるということです。そうすることで確実に利益を手にすることが出来るようになります。
希望とは疫病神です。冷静な判断能力を阻害してしまうのです。特に損失が出ている時には希望は大敵です。これにより守らなければいけない原資までも吹き飛ばしてしまう恐ろしいものであることを知りましょう。
損失を尊重してみましょう。損失から学ぶことのほうが多いことを、トレードされてる方なら理解できるはずです。損失が出た時にしっかりと記録に残し、改善することで道は拓けてきます。
ストップロス(損切り)は、破滅から自分を守れる唯一の方法です。これを設定しないということはあり得ないこと、トレーダー失格です。上空からパラシュート付けずに飛び降りるくらいに無謀な行為です。負ける額は少額に越したことはないが、何よりも守らなければならないのは、貴重な原資であるということです。これを失うことはつまり、
相場からの撤退を意味するということです。
聖杯探しをしている方を見かけることがよくありました。
しかしそんなことをしてもまず見つかりません。そういうことに時間を使っても無駄です。それよりも今使っている手法を出来るだけシンプルに、基本を確実に習得することのほうが大切です。
そして大切なことは、正しく負ける方法を学ぶことです。
ギャンブル的なトレードをして負けても次には繋がりません。しっかりとした分析、戦略のもとでの損失は、ある意味勝ちでもあり、次に繋がるトレードでもあるということです。