【リッツ・カールトン たった一言からはじまる「信頼」の物語】
今日読んだ本は、
【リッツ・カールトン たった一言から
はじまる「信頼」の物語】
こちらの本をレゾリました。
人間関係、信頼についての本です。
目的設定は、
信頼が生まれることで自身、周りにどんな影響があるのか?
三幕のトリガーワードからまとめると、
- 相手に対する気遣いの言葉を忘れない
- 相手の時間を大切にする
- 信頼は、ちょっとした配慮からもたらされる
- 一度の違和感が不信感に繋がる
- 相手の変化に気づく
- リーダーが変われば、チーム、組織の空気が変わる
電話をかける時には、相手への配慮が必要です。不都合な状況にある場合もあるのです。ビジネスマンでしたら普通に出来て「当たり前」のことですね。相手への配慮は忘れないようにしないといけないですね。
- 時間がありません
- 時間があるときにやります
これらの言葉は、間違いなく信頼を失う言葉です。自分だけ忙しいことなんてあり得ません。みなさん忙しいのです。相手の時間に対する配慮が出来ることで、相手を大切にする気持ちが芽生えてきます。
日常生活での関わりで大切なことの一つに、挨拶+日常の些細な言葉を加えるということです。これがあるだけで、周りにもいい影響が出てきます。職場、取引業者との関係もよくなります。
自分への厳しさを持つことは、プロとして信頼のある仕事をしていく上において不可欠なものです。自分に厳しいからこそ、他人に優しくできるのです。
信頼というものは、相手へのちょっとした配慮からもたらされる安心感によって生み出されます。特に初めて接する方へは、「安心感」を感じて貰うことがとても重要になってきます。これができるだけで、自分への信頼に繋がる気遣いとなるのです。
様々なシーンで人と出会うことはあるかと思いますが、同じ人と次に会えるチャンスはそうあるものではないのです。次回はいつになるのかわかりません。だからこそ限られた時間の中で、自分の考え、自分の想いを伝える力がある人は、信頼を築いていく人は多いようです。短時間で伝えられる工夫を日頃からトレーニングしておく必要があります。
使っても効果のないフレーズとして著者が1位に挙げているのは、
何かありましたらよろしくお願い致します。
これを言っても、何かに繋がることはあり得ないからです。皆さんは、ビジネスシーンでこれを言って「何か」に繋がりましたか?
よほどの事でもない限り、初対面の人に「何か」を頼むことはありません。
次に繋がる可能性は極めて低いのです。
だからこそ、これからも繋がっていきたい方とは、次に繋がる提案をすることが大切です。